昨日は妹の合格祝いにフランス料理なるものを食べてきました(料金は私持ち)。四ッ谷の「メゾン・カシュ・カシュ」という、通りから一歩入ったお店です。味が少々濃いめですが美味しかった~。まぁ、私はかなり薄味派ですから、世間的には丁度よいのでしょう。量の割に取っつきやすい価格設定でした。店の人のサービスも丁寧で好感がもてます。いやー、しかし(私も含めて)美味そうに良く喰う家族だと、再認識しました。
教訓。光ファイバーでインターネットというのは速そうに見えますが、共有という枷がある限り、時にダイヤルアップよりも遅いということがあることを覚悟したほうが良いでしょう。たかだか大学図書館の開館日を調べるのに、10分もかかるのはごめんです。
リンクページの「きいわこの館」さまへのリンク先を訂正しました。
東洋文庫へ入館証の更新に行って来ました。今回の更新はすんなり。ついでに『同慶地輿志圖』(写真)を閲覧しました。ふと注意をひいたのはその序文(解題は山本達郎氏)。東洋文庫が越南漢籍を収蔵する際に、松本信広氏が大きな役割を果たしたのだと書いてあったのです。が、昭和9年の話なんですな、これが。確かこの方が『ベトナム民族小史』を著したのが1969年(昭和44)ですから、35年の間があいている‥‥息の長い学究生活を送った方ということになります。すごいなぁ。あ、ちなみに松本氏は慶應義塾のベトナム研究の基礎を築いた人です。慶應の越南本のコレクション・松本文庫の寄贈者ね。
読書:リード『大航海時代の東南アジア II』(読了。全体的に訳がこなれていなかったような‥‥)、秋山完『吹け、南の風 2』(読了。原稿の締め切りがかなりきつかったのかも。“株の空売り”について非常に分かり易い説明があって、何故かそこで感動してしまいました。)
購入:片倉穣『大越史略索引』(創価大学から出ている『大越史略』の工具書。掘り出し物)