2001/05/14

治りがけの風邪がなかなか往生際が悪いです。 昨夜はNHK特集を見てブルーでした。 東海村事故で被爆した方の治療に当たった医者達のドキュメントです。 放射線で染色体がぼろぼろに破壊されていて、現代医学の最高峰の技術をしても全く手の施しようのない患者を目の当たりにし、患者を思う家族を見て、医者や看護婦が何を感じ、何を思ったか。淡々と病状悪化の経過と医師達の証言が続くのです。現実を伝えることの異様な迫力は、やはりフィクションには持ち得ない力なのでしょう。