昨日はSFセミナーに行ってきました。私事の都合上、後半の企画「東浩紀インタビュー:SFのイマココ」「日本SF翻訳の楽しみ」からの参加です。
東浩紀のインタビューはしゃべりまくり。途中で喋るネタのリストがあると種明かしがあったものの、あのオタク川柳の名句「聞いてない 誰もそこまで 聞いてない」の如く、ひたすら東浩紀が喋る、喋る、喋る。そういう企画でした。頭でっかちで理想家の系譜を継ぐ純正オタクとしての東浩紀には興味が出てきたので、今度著作を読んでみようかと思います。
次の翻訳企画では、日本の小説をアメリカで翻訳しているA.O.スミスを招来した企画です。ゲームと小説の翻訳の違いについてや、日本語を翻訳する際の工夫と苦労を、堪能な日本語で語っていました。
その後は神保町に繰り出して、2000円だった松本信広『インドシナ研究』を、ついうっかり購入してしまいました。まぁ、お買い得だったと思います。