大学を卒業して働き始めてから、駄目になった言葉があります。それは「~屋さん」という言い方。時々、雑誌であるような“雑貨屋さん”のような言い方です。
親が自営業だったせいか、働くことに対して“貪欲、かつ真摯であれ。でなければ生き残れない。”というプロテスタンティズムな倫理観があって、それのおかげでこの言葉のもつ“趣味”や“娯楽”的な語感が“ごっこ遊び”のように見えてしまうのです。そういう生き方もあるのでしょうけれど‥‥。
読書:『日経サイエンス 6月号』(1日目。クロマグロの保護には、激安フランチャイズによる資源の無駄遣いを抑制するという意味で、フグのような調理免許の導入が有効だと思うのです。ちゃんと修行した寿司屋のように、極少の切り身で顧客を最大に満足させる扱い方をもっと普及させるべき)、梅森直之『ベネディクト・アンダーソン グローバリゼーションを語る』(1日目。ナショナリズムについて、かなり解りやすい解説書でもある)