8月5日～6日と日本SF大会に行って来ました。

今回初参加だったのですが、楽しかった！ 堂々とSFの蘊蓄を語り合ったり、様々なゲストさんの執筆予定や業界情報に触れられた脳内麻薬全開な2日間でした。ゲストとの距離が凄く近いのが嬉しい。

宮部みゆき氏と大森望氏の対談では映画化された『クロスファイア』を観て、小説の暴力表現について考えてしまったことや、WOWWOWで放映されてる京極夏彦原作ドラマの裏話、これからの小説にパワードスーツや人間のレプリカントをガジェットとして出してみたいという抱負が話題に上がりました。

他にも、伝説の『ガンドレス』劇場公開版をはじめとする強烈なアニメを取り揃えた「デスアニメ2000」（ちなみに北朝鮮のアニメもありました。アニメとしての出来はいいんですけれどね‥‥）、翻訳家さん達が現在の仕事を紹介する「SFスキャナー」、「ジャンル対抗『最強』決定戦」悪人対決では『金瓶梅』の潘金連、『殺人鬼』の殺人鬼らを押しのけ、なんとも斬新な解釈に支えられた『ピーターパン』ウェンディ（管浩江推薦）と『エイリアン』リプリー（山田正紀推薦）が対決！ などなど、「無駄に豪華な企画がたくさん」（某氏談）でした。時間がバッティングして切った企画が随分あったものなぁ。

そういえばアニメ・特撮や、ヤングアダルト（富士見ファンタジー・電撃文庫等）の方々の他、SFの親戚ジャンルであるホラー・推理畑の方々も随分と来ていたようです。