2006/01/19

なんですか、この寒さは。

国立図書館分館の東洋文庫で閲覧証を更新。ちょっと調べ物もしたかったのですが、まだ読むべき資料の絞り込みができていないので時期尚早かと思い、更新だけで切り上げました。ベトナム科挙の資料って阮朝の研究は多いのですが、それ以外ってまだまだ断片的で層が薄いような気がします。もう少し、別のキーワードから資料を調べた方が良いのかもしれません。

そのまま松岡美術館まで足を伸ばしています。特別展の東洋陶磁は中国・朝鮮・ベトナム・ペルシアという広範囲の所蔵品を展示したものでした。小規模な展示ながら素人の私でも優品を展示していると判りました。ただし、ベトナム陶磁は青花2点と五彩2点のみ。ちょっとがっくりです。

さてさて、昨夜は妹の愚痴の聞き役になっていました。今までと違うことをするのはいいけれど、前人の後始末は誰がやるのと詰られたらしい。妹にしてみれば、なにもしていないのに前人の後始末代金を何故肩代わりしなければならないかと、やはり不満そう。誰もが不満足で人間関係が悪化しているもよう。 “立つ鳥跡を濁さず”という言葉の意味をしみじみ噛みしめた夜でした。

読書:ファン・ヒューリック『南海の金鈴』(2日目)