2003/11/27

あちらこちらで枯れ葉の山が目に付く季節になりました。昔みたいに堆うずたかく積み上げて、ばふーっ、と倒れ込んでみたいものです。オトナになると、やりたくてもできないことがいろいろあるものですな。

大学を卒業してから、「歴史教育とバーチャルリアリティは、実のところよく似ているのでは」と、しばしば考えるようになっています。片方は現実で、片方は過去という違いはあるものの、仮想性は一緒ですからね。そういう視点からすると、積ん読になったままの『想像の共同体』は、早いところ読んでしまった方がいい本なのでしょう。『金枝篇』に手こずっている場合じゃないなぁ。

読書:フレイザー『金枝篇 上』(12日目)

2003/11/25

Garmarna“Hildegard von Bingen”を聴いて以来、北欧トラッドにはまり気味です。伝統音楽でいろいろと面白い試みをしているのですな。例えば、“Hildegard von Bingen”はテクノポップと12世紀音楽の組み合わせで、逆に Bukkene Bruse は硬派な伝統音楽にお遊びでプログレのあの名曲のメロディーを紛れ込ませるといった具合。

10月分の給料は月末には出します、という文書が社印つきで配布されました。ようやく出るのかぁ‥‥1ヶ月分の遅配はきつかった。現社長もこのひと月で3年は寿命が縮んだんじゃないだろうかと思う。

2003/11/24

寒いですね。一昨日は暖かかったなぁ。

今日は家で大人しく別サイト用に調べものをしていました。アウトラインは完了し、今は裏付けをとっているところです。他からリンクを張り、見栄えや文章を整えてUPするのは今晩あたりかな。

2003/11/23

母と共に「煌めきのダイヤモンド」展と「伊能忠敬と日本図」展を観てきました。

ダイヤモンド展はまばゆいことといったら想像以上。宝飾技術をメインにした展覧会で、細工の美しい逸品ばかりを集めていました。アンティークジュエリー好きには堪らない内容です。

「伊能忠敬と日本図」展もかなりのレベルでした。伊能忠敬の測量結果に基づいた地図を一挙に公開しています。これもまた詳細を究めたもので、崖か浜かの区別、村の名前や集落の位置まで書き入れてあります。海辺の藩は内実、測量を相当嫌がっていたのではと思わせます。1200円でこの展示2つ分は凄くコストパフォーマンスが良いのでオススメです。

2003/11/22

休日では久々のいい天気。蕎麦を食べ、日本酒と輸入サラミを買う。洗濯物も布団もからっと乾き、配送されたカーテンを取り付けてみる。ホームページの更新準備をし、本を読む。なんと幸せな気分。

久しぶりに竹帛を更新。とはいっても旅行で撮った写真が中心です。直接リンクはここ。

読書:フレイザー『金枝篇 上』(9日目。流石に“ミカド”の部分や、ベトナムの部分には首をひねることがあります。他の部分も知っている人にはおかしな記述が沢山あるのでしょう)

2003/11/19

ちょっと会社での作業が紆余曲折。技術的な制約に阻まれて七面倒くさいことになっています。

いろいろ鬱屈溜まり中で、セキセイインコお迎えしたい熱が急上昇です。今は寒いので我慢していますが。ヤツらのお気楽さを分けて欲しい今日この頃。

読書:フレイザー『金枝篇 上』(6日目。万華鏡的な知識の陳列、あるいは百科全書派の正統な後裔かも)

2003/11/17

今日は代休。

母が今更ながら引っ越し祝いにカーテンを買ってくれるとのことで、専門店で選んできました。実際の窓よりやや長めの、住人の性別があまり判らないようなカーテンを選びました。柄は緑の幾何学模様です。

ようやく某メーカー製業務用徳用コーヒーが無くなりつつあります。これが本当に美味くなくてねぇ(泣)。ただの安売りコーヒーと言われれば飲めなくもないのですが、「マンデリン」と銘打たれていると思うと「責任者出てこい」と怒鳴り込みたくなるような味なのです。まず、マンデリンの豆に格下の豆を大量に混ぜて水増しています。(これは安いコーヒーにはありがちなことです。ですが、混ぜる豆の相性と配分によっては風味を損なうことなく、欠点を補い合う美味しいコーヒーにもなり得るのもまた事実です。) マンデリン自体割合安い豆ですから、これに混ぜものをするというのもかなりの度胸とは言えます。

‥‥がそれよりも問題なのは、恐らくこの徳用コーヒーはローストの度合いが間違っているということでしょう。この粉の色と香りは恐らくライトです。つまり煎りが浅すぎるのです。マンデリンはシティかフルシティにせいっちゅーの!! 取り敢えず私的に、北米のMac*onaldのアメリカンコーヒーに次いで不味いコーヒーにランクしておきました。食べ物はどんなに不味くても食材と生産者に敬意を表して極力我慢して食べるのがモットーですが、今回は辛かった。二度と買うことは無いでしょう。

2003/11/15

語学の後、昼過ぎに休日出勤。また数時間待機かな、と思っていたら、着いた途端「すぐに始めて下さい」とのこと。1時間弱で私が担当した部分の全作業は終~了~。嬉しいような、アホらしいような。

読書:フレイザー『金枝篇 上』(4日目。共感呪術について興味が湧いてきました。SFマガジンの読者投稿にもフラクタル論ネタの掌編が載っていて、それに通じるものがありそう)

2003/11/14

友人達とトルコ料理の店にいってきました。私は仕事で少し遅れて合流。私の来る前には、次々に出される品々に「料理が攻めてくる~」と悲鳴、もとい歓声を上げていたそうです。たっぷりの料理に私も舌鼓を打ちまくりで、鶏のケバブも柔らかくほのかにスパイシーで美味しいし、インディカご飯も料理にぴったりです。食後はバカ話に興じ、愚痴をギャグで味付けしながら、水煙草とナッツでまったり過ごしました。結局食べきれず、お持ち帰りパックを各自詰めておりました。

本当はベリーダンスのショーがあるのですが、ラマダン(断食月)のため今日はお休みとのこと。ちょっぴり残念ですが、クルアーンの詠唱が聴けたので、それはそれで満足(下手なカラオケと言ってゴメン)。

読書:フレイザー『金枝篇 上』(3日目。パノラマ的知識の陳列ぶりに圧倒されています)

2003/11/11

別サイトから英語の問い合わせメールがやってきました。差出人の住んでいる国によっては結構難題です。というか前に、同じ人に同じ内容で返信メールを出した様な気がするのですが‥‥。