2007/09/24

ちょっとした判断ミスが大変な事態に進展してしまうのだなぁ、と『日経サイエンス』の「ひとくちNews」欄を読んで感じました。論文捏造で失脚した黄禹錫(ファン・ウソク)の幹細胞を分析したところ、実は世界初の単為生殖によるヒトの幹細胞だったという結果が出たそうで。ヒトクローン胚から抽出した幹細胞と捏造などせず、きちんとそれに気が付いて、こんな結果が出ましたと発表すれば大きな業績になったろうに、と今更ながらに残念に思います。

読書:『日経サイエンス』(1日目)。