父方の従妹が資格試験のために上京してきたので、実家に帰宅。そして衝撃の事実が発覚(笑)。母は叔父から譲ってもらった「一之蔵」を隣人にあげてしまったですと!? 叔父は叔父で人から贈られた「越乃寒梅」を人にあげてしまっている。ワインもウィスキーもがぶがぶ飲むくせに、「あれ、そんなにいいもんだったっちゃ?」ときたもんだ。叔父よ、三百余年続く地主の当主という自分の立場を考えてください。変なもの寄越すわけないでしょうに。まぁ、叔父の場合は酒の銘柄よりも、価格で飲む“高ければ高いほどいい”というタイプですから、無理もないのですが。酒の価値を知らないということは怖ろしいことです(溜息)。
しかし、最近は帰宅するのが億劫だ。事あるごとに話が全て結婚の話になるため、妹は滅多に実家には電話しなくなっている。私もそう。ただ、どうやら母が片っ端から知り合いに見合い相手の紹介を頼んでいるらしい。断り切れなくなって休日がつぶれるのは勘弁して欲しいや。‥‥昔、近所のお姉さんが見合い相手にストーキングされて以来、見合いには良い印象を持っていないのですがね。最後は暴力沙汰になりかかっていて凄かったのですよ。
父方の従妹は、ますますもう一人の従妹に似てきていて一寸可笑しい。声とか目つきとか、姉妹と言っても通りそう。小さい頃はちっとも似ていなかったのになぁ。
読書:山本義隆『磁力と重力の発見 3』(10日目。読了)